中古マンションの購入を考えている方の中には、借地権付きマンションを考えている方もおられると思います。借地権付きマンションは通常のマンションよりもお買い得ですが、購入の際、いくつか注意するポイントがあります。借地権付きマンションは、価格は安いのですが、毎月「地代」を払う必要があります。「地代」は個々の物件の契約状況によりばらつきがあり、一般的な相場といえるものはありません。おおよその目安として、次のようなケースが多いです。旧法借地権付きのマンションは、1970〜80年代に建築された中古マンションに多く、月額地代は1万円以下のものがほとんどです。
契約期間中の地代の変動もほとんどありません。一方、定期借地権付きマンションの方は、2000年以降に建てられたマンションが多く、月額地代も数千円から5〜6万円と、かなりのばらつきがあります。また、固定資産税の変動にあわせて地代も変更されるケースが少なくありません。借地権の種類によって地代も様々なので、購入前にしっかり調べましょう。また、借地権付きマンションは、地代はかかりますが、土地を所有していないため、土地の固定資産税と都市計画税はかかりません。土地の取得にかかわる税金も不要なので、取得時や保有時の税金が安い、というメリットもあります。
また、地代とあわせて注意して頂きたいのは、借地契約の残存期間です。旧法借地権の場合は更新料も支払いだけなのでいいのですが、定期借地権の場合はより注意が必要です。定期借地権では、期限がきたら更地にして地主に返還しなければならないため、借地契約の残存期間しか住むことが出来ないからです。他にも、定期借地権は住宅ローンが借りにくいなどのデメリットがあります。中古マンションの購入の際は、このようなメリット・デメリットをしっかり把握して検討しましょう。